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SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)推進プログラム|連結型

概要

多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装に向けて、概念実証や実現可能性調査、実用化開発にかかる資金を支援する制度です。

​主な要件

原則設立15年以内の活性化法第2条第14項に規定する中小企業者等、又は事業を営んでいない個人(研究者等)で研究開発成果の事業化を目指すものであり、各省庁が定める研究開発課題に沿った開発内容であること

補助上限金額
​(補助率)

最大6,500万円(定額又は2/3以内)

申請締切日

(公募予定)2025年4月頃

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詳細

SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)推進プログラムとは?

 科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の規定により定められた「指定補助金等の交付等に関する指針」に基づき、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的として、内閣府が司令塔となって、省庁横断的に実施する「日本版SBIR Small/Startup Business Innovation Research)制度」の一翼を担い、その研究開発に係る費用を支援する制度です。


制度の概要

 この制度には「一気通貫型」と「連結型」の大きく2種類の申請類型があります。事業者は単独ないし複数での申請が可能です。また、支援対象となる研究開発は「フェーズ1」と「フェーズ2」の大きく2つがありますが、申請類型によって対象となる範囲が若干異なりますので注意が必要です。ここでは「連結型」について解説します。フェーズ1とフェーズ2での研究開発内容・研究実施期間は以下の通りです。


フェーズ1

フェーズ2

研究開発内容

研究開発の内容について、科学技術的な実現可能性や技術的又は商業的な潜在性を判断するために実施する概念実証(POC)や実現可能性調査(FS)

フェーズ1で得られた成果等を前提として取り組む研究開発

研究実施期間

原則として1年間以内

原則として2年間以内

補助金額・補助率

 「連結型」では、他の省庁の課題・ニーズに基づいて、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)で、フェーズ1単体又はフェーズ1・フェーズ2の支援を行い、他の各省庁がその後の支援を行います。公募はフェーズ1において行われ、フェーズ1の支援を受けた後にステージゲート審査を通過することで、フェーズ2の支援も続けて受ける必要があります。補助金額と補助率はそれぞれ下表の通りです。


フェーズ1

フェーズ2

補助金額

1,500万円

5,000万円

補助率

定額助成

2/3以内

支援対象となる事業及び事業者

支援対象となる事業

 経済産業省が毎年定める研究開発課題に沿った研究開発内容であることが主な条件です。2025年の研究開発テーマは下表に定める通りです。

支援対象となる事業者

 以下のいずれかに該当する事業者であることが主な要件です。

  • 原則設立15年以内の活性化法第2条第14項に規定する中小企業者等

  • 事業を営んでいない個人(研究者等)であって、研究開発成果の事業化を目指すもの


補助対象経費

土木・建築工事費

プラント等の建設に必要な土木工事および運転管理棟等の建築工事並びにこれらに付帯する電気工事等を行うために必要な経費

機械装置等製作・購入費

助成事業に必要な機械装置、その他備品の製作、購入に要する経費

保守・改造修理費

プラント及び機械装置の保守(機能の維持管理等)、改造(主として、価値を高め、又は、耐久性を増す場合)、修理(主として、現状を回復する場合)に必要な経費

研究員費

助成事業に直接従事する研究者、設計者及び工員等の人件費

補助員費

助成事業に直接従事したアルバイト、パート等の経費(ただし、上記研究員費に含まれるものを除く。)

消耗品費

助成事業の実施に直接必要な資材、部品、消耗品費等の製作又は購入に要する経費

旅費

助成事業を実施するため、特に、必要とする研究員及び補助員の旅費、滞在費、交通費

外注費

助成事業の実施に必要な加工、分析、部品/ソフトウェア製作等の、請負外注に係る経費

諸経費

消耗品費・旅費・外注費以外の経費で、助成事業の実施に直接必要な光熱水料、会議費、委員会費、通信料、借料、図書資料費、通訳料、運送費、学会等参加費等

間接経費

事務的経費等の直接経費で計上できない経費(上記経費の合計に、間接経費率10%を乗じて算出)

共同研究費

本事業のうち、共同研究契約等に基づき国内の共同研究先が行う研究開発に必要な経費

スケジュール

 現時点では正確な日時は発表されていませんが、公募開始予定日は2025年3月下旬となっています。各公募回における応募件数・採択件数は下表の通りとなっており、採択の倍率をみる限りでは、採択率はおおよそ40%~50%程度となるのではないかと予測されます。

 

最新の情報は公式サイトをご覧ください。

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SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)推進プログラム(一気通貫型)

多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装に向けて、概念実証や実現可能性調査、実用化開発にかかる資金を支援する制度です。

主な要件

原則設立15年以内の中小企業者等、又は事業を営んでいない個人(研究者等)であり、内閣府が定める国の政策課題の解決に資する研究開発課題をテーマとした内容であること

申請締切日

(公募予定)2025年4月頃

補助金額(補助率)

最大1億円以内(定額または2/3以内)

更新日:

2025年3月4日

全国

おすすめ

第8回|ディープテック・スタートアップ支援事業|DTSU事業・GX事業

経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が共同で推進する、革新的な技術を持つスタートアップの研究開発と事業化を支援する制度です。

主な要件

VC等、CVC、事業会社、金融機関から助成事業期間中に要する助成対象費用のうち、1/3以上/1/2以上の金額の出資/融資を、NEDOの定める期間内に受けている、または受ける予定であること

申請締切日

2025年7月18日 8:00まで

補助金額(補助率)

最大30億円(2/3以内)

更新日:

2025年4月28日

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